教材化のヒント

伊良湖遊歩道歌碑
朝草にかりこめられてきりぎりすわれもなくかやおれもなくなり

　風光明媚な伊良湖岬でなくとも、郷土の風景にはだれにとっても「思い」が詰まっているはずである。また、全国各地に心動かされる風景は少なくない。修学旅行で訪れた土地の風景は深く記憶に刻まれているだろう。郷土や旅行地の風景をはじめ、普段の生活や人生哲学などを五七五七七のリズムに乗せて表現するのは楽しい。短歌創作の導入教材として、磯丸の歌を活用したい。

１　具体的な学習活動例
　・幾つかの磯丸の歌の中から好きなものを選ばせ、その理由も述べさせる。
　・郷土や旅行地の写真を各自に用意させ、それについての短歌をつくらせる。
　・「恋」「友情」「いのち」などのテーマを設定し、それについて短歌をつくらせる。
　・創作した短歌をクラスメートと交換し、批評し合う。

２　身に付けさせたい力
　・五七五七七のリズムで言葉を組み立てる力。
　・効果的に自分の思いを伝えるための、言葉を選ぶ力。
　・郷土、人生についての認識を深める力。
　・他者の作品を批評する力。

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作者　糟谷磯丸

愛知県とのかかわり

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この教材の魅力

魅力ある授業のために（単元化例）