金蓮寺弥陀堂(こんれんじみだどう) <時代>鎌倉時代 <地域>西三河
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金蓮寺弥陀堂 |
金蓮寺 |
<所在地> 西尾市吉良町饗庭七度ケ入1 (名鉄西尾線吉良吉田駅下車徒歩18分)
<概要>
源頼朝は,三河国守護の安達藤九郎盛長(あだちとうくろうもりなが)に命じて,鳳来寺弥陀堂や財賀寺など三河に七つのお堂を造らせた。金蓮寺弥陀堂は,この三河七御堂(しちみどう)の一つである。平安・鎌倉時代の様式を伝える阿弥陀堂は,全国でも20例ほどしか現存していない。中でも金蓮寺弥陀堂は,当時の姿をよく残しているといわれ,国宝の犬山城天守や茶室如庵よりも古く,愛知県内最古の重要建造物である。1955年(昭和30)3月に国宝の指定を受けた。創建以来1678年(延宝6),1805年(文化2),1905年(明治38)などに数回修理を行い,原形を保存してきた。
<学習のポイント>
この御堂は鎌倉初期の建造で,当時の建築様式をよく保存している。鎌倉期特有の力強く簡素な気風を重んじ,金具や彩色による華美な雰囲気を排し素材そのものの美を表現している。
<見学のポイント>
典型的な鎌倉時代初期の建築様式として,他の時代の建物とどこがどのように違うか,その特徴を見てみよう。
<参考資料>
「吉良の歴史」「愛知県の歴史散歩」
<問い合わせ先・ホームページ>
吉良歴史民俗資料館 0563−32−3373
http://www.town.kira.lg.jp/pub/kyouiku/bunka_sportsshisetu/rekishiminzoku/
西尾市教育委員会事務局文化振興課 0563−56−2459 http://www.city.nishio.aichi.jp/index.cfm/8,0,91,408,html
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