法蔵寺(ほうぞうじ) <時代>江戸時代 <地域>西三河
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法蔵寺 |
近藤勇胸像 |
<所在地>岡崎市本宿町字寺山1 (名鉄名古屋本線本宿駅下車徒歩10分)
<概要>
法蔵寺は,家康が幼い頃、手習いや漢籍を学びに通った寺といわれ, 桶狭間(おけはざま)の戦い以後は手厚く保護され,家康の父松平広忠(ひろただ)の墓がある。 701年(大宝元),行基によって開山されたといわれ,松平親氏(ちかうじ)が深く帰依し,寺号を法相宗出生寺(しゅっしょうじ)と称していたが,1385年(元中2)に浄土宗となり法蔵寺とした。
山門や鐘楼門,本堂が一直線に並び,境内には六角堂や東照宮が建っている。
六角堂には,聖観音,十一面観音,千手観音,不空絹索(ふくうけんじゃく)観音,馬頭(ばとう)観音,如意輪(にょいりん)観音の六観音がまつられている。
また,新撰組の近藤勇の首塚が置かれている。近藤が生前敬慕していた京都新京極裏寺町の宝蔵寺(ほうぞうじ)の住職が,この法蔵寺の住職になったため,この地に埋葬されたといわれる。
現在は,首塚の横に近藤の胸像が建っている。
<学習のポイント>
徳川家ゆかりの法蔵寺と新撰組局長近藤勇首塚とのつながりを通して,佐幕派の忠義を考えてみよう。
<見学のポイント>
境内の東照権現宮を確認しながら,神仏混淆(しんぶつこんこう)や徳川家康とのつながりを調べてみよう。また,岡崎市の滝山寺東照宮と比べてみたい。
<参考資料・ホームページ>
「愛知県の歴史散歩」 「法蔵寺案内」
岡崎市観光協会ホームページ http://okazaki-kanko.jp/introduction/menu02.htm
<問い合わせ先>
法蔵寺 0564−48−2636
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