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5 成果と課題
研究の成果
事前準備の段階で授業内容を打ち合わせできたので,当日は質問の設定が多く,生徒はただ聴くだけでなく,意欲的に発言できる環境であったので愉しく授業に参加することができた。
以前は全体を映すために一人用のウェブカメラを遠くに配置し,全体が映るようにしたが,小さく映ってしまうことがあり表情が伝わりづらかった。今回は視野角の広いカメラを活用したので,教卓(普段教師が立っている場所)に設置しても全体を映すことが可能で,表情がつぶれることはなかった。
マイクを2
つ(カメラに内蔵のものとワイヤレスマイク)同時に使うことができたので,教室前方から後方まで満遍なく音を拾うことができ,生徒の反応を大学の先生へ伝えることができた。大学側も生徒の反応が伝わったようで,非常にやりやすかったと解答していただけた。
事前準備に訪問することなく,すべての打ち合わせをウェブ上で行うことができたので,移動時間を考えるとかなりの時間短縮に繋がったと考えられる。
事前準備に訪問することなく,すべての打ち合わせをウェブ上で行うことができたので,移動時間を考えるとかなりの時間短縮に繋がったと考えられる。
今後の課題
最後のまとめで大学の先生が登場するのではなく,単元を通して何度か出演していただき,一貫した協力体制を築きあげ,一緒に授業を作っていくとより深い学びができると感じた。しかしそれには大学の先生の負担が多く無理に頼めないもの現状である
講師の依頼も受けつつ,ウェブカメラ等必要な機材の準備もお願いする形なので講師の先生への負担が大きいように感じる。今回は昨年に引き続いての依頼であったので比較的にスムーズに行えたが,新規で依頼しようと思うと準備まで負担していただく形になるのでハードルが高くなる可能性がある。遠隔授業パックのような一式を用意できると依頼しやすい。
当日,講師の先生が用意して下さったスライドに書き込みをしていただいたのだが,マウスでの書き込みであったため文字を書くのが難しそうで,図形を書くのが精一杯。アンダーライン等は書けたが,もう少し簡単に書き込みできるようなペンタブレットのようなツールが必要である。
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