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魅力ある授業のために(単元化例)

・単元名「鶉衣」
・単元の目標
(1)郷土にまつわる教材を通して、江戸期に隆盛した尾張地方俳諧について興味をもたせる。
(2)
本文の内容をよく読み取り、そこに込められた作者の考え方や心境を理解させる。
(3)俳文のもつ面白さを理解させる。
・単元の評価規準
(1)「鶉衣」の読解を通して、俳諧の世界に興味を抱いている。
(2)本文中の表現技法や典故と本文のかかわりをよくとらえた上で、作者の考え方や心境を正しく理解している。
(3)本文中にちりばめられたユーモアのある表現に気付き、俳文のもつ面白さを理解している。
・配当時間  全3時間
 ☆はその時間の主な評価規準

時限

指導目標

学習内容

・「奈良団賛」を読んで、韻文調のリズムを味わわせる。

・本文に用いられている修辞法を理解させる。

・典故と本文とのかかわりを理解させる。


・作者の考え方を正しく理解させる。




・本文の面白さを理解させる。

・音読、一斉音読により、リズムよく読む。


・枕詞、掛詞、擬人法がどのように使われているか調べる。

・「論語」・「徒然草」・「枕草子」の該当部分を読み、(プリントで配付する)本文にどのように利用されているか考える。

・「扇」との比較を整理して作者の考え方を理解する。
☆「団扇」のどのような点をたたえているか理解している。

・どのような点に面白さを感じるかを、まとめる。
☆俳文のもつ面白味を根拠を挙げて説明している。

・リズムよく「歎老辞」を音読させる。

・典故と本文とのかかわりを理解させる。


・先人を引き合いに出して、作者が自分の老境をどのように説明しているかを理解させる。



・本文の面白さを理解させる。

・音読、一斉音読により、リズムよく読む。

・「平家物語」・漢詩・和歌・「徒然草」の該当部分を読み、(プリントで配付する)本文にどのように利用されているか考える。

・芭蕉・西鶴・藤原為頼・藤原興風といった先人とその詩句が作者の心境とどのようにかかわっているか考える。
☆老境に入った筆者の心境を理解している。

・どのような点に面白さを感じるかを、まとめる。
☆俳文のもつ面白味を根拠を挙げて説明している。

・作者と俳諧について興味をもたせる。

・付句を実践させる。


・俳文の作成に取り組ませる。(課題)

・作者について調べ、俳諧の歴史の中での位置付けを確認する。

・付句の実践を通して俳諧について理解を深める。

・俳諧の滑稽を意識して俳文を作成する。
☆俳諧について理解して作品を作ろうとしている。


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作者 横井也有

愛知県とのかかわり

本文

教材化のヒント

この教材の魅力

魅力ある授業のために(単元化例)


文学散歩―也有を訪ねて―