沙石集
(しゃせきしゅう)
鎌倉時代中期に成立した仏教説話集。全十巻、134の説話から成り、硬質な仏教説話のほかに、笑い話・昔話など卑近な話、滑稽(こっけい)な話題が多く含まれている。序文に「かの金(こがね)を求むる者は沙(いさご)を捨ててこれをとり、玉をみがく類(たぐひ)は石をわりてこれを拾ふ、よつて沙石集と名づく」とあるように、金や玉が隠れている「沙(すな)」や「石」のような書物、という意味を込めて「沙石集」と名付けられた。
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編者 無住(むじゅう)
愛知県とのかかわり
本文
教材化のヒント
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