トップへ 地図へ 人物へ 作品へ リンクへ


「欺く者はなげく」(小酒井不木)

 この作品は海東郡新蟹江村(現海部郡蟹江町)出身で、日本探偵小説界の先駆者であり、江戸川乱歩を世に送り出した小酒井不木が、少年向けに書き下ろした短編である。当時非常に人気の高かった少年誌「少年倶楽部」の昭和4年(1929)2月号(大日本雄弁会講談社刊)に掲載された。
 イソップ童話よろしく、驢馬(ろば)や狐、羊が登場し、「親の意見には従うものだ」という道徳的メッセージを発する物語であるが、血の付いた衣服によって殺人が偽装されるなど、探偵小説界の草分け的存在であった不木らしさが垣間見える作品である。


「欺く者はなげく」(小酒井不木)のトップページ

作者 小酒井不木

愛知県とのかかわり

本文

教材化のヒント

この教材の魅力

魅力ある授業のために(単元化例)