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教材化のヒント

 歴史的仮名遣いで表記された近代の文章である。けれども内容が平易なため、古文と違って、歴史的仮名遣いが苦手な生徒であっても、音読したり内容を理解するのにそれほど苦労はしないだろう。よって歴史的仮名遣いに触れさせる導入教材としても使用可能であると思われる。
 内容理解については、まず「親を粗末にする子供が起こす悲劇」というテーマを押さえさせた上で、イソップ物語などの西洋の寓話や日本古来の仏教説話と比較させ、本作品の、少年向けにしてはやや残酷なストーリーや描写に気付かせたい。
 西洋の寓話や仏教説話について学ぶ入口としてもよいし、作者について調べさせ、探偵小説や作者自身に興味をもたせてみてもよいのではないだろうか。
 残酷な場面や、現代の視点からすると問題があると思われる描写もしばしばあるので、その取扱いには注意が必要ではあるものの、不木の他の作品群を紹介することによって、郷土の生んだ作家や推理小説に対する、児童・生徒の興味・関心をより深めさせてもよいだろう。



1 具体的な学習活動例

 ・歴史的仮名遣いに注意して、本文を音読させる。
 ・作品のテーマについて、話し合わせる。
 ・登場する動物の性格について、まとめさせる。
 ・西洋の寓話や日本古来の仏教説話と比較させ、その共通点や差異を発表させる。
 ・作者について調べさせる。


2 身に付けさせたい力

 ・歴史的仮名遣いで書かれた文章を、正しく音読する力。
 ・寓話のテーマを正しく読み取る力。
 ・登場人物の性格を読み取る力。
 ・一般的な作品群と比較して、共通点や差異を指摘する力。

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作者 小酒井不木

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この教材の魅力

魅力ある授業のために(単元化例)