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愛知県との関わり


杜国屋敷跡 芭蕉は「笈の小文」に先立つ最初の紀行文「野ざらし紀行」の旅で、尾張の俳人たちと深いかかわりをもつようになる。この旅の収穫ともいえる「冬の日」は蕉風開眼の集と言われ、俳壇での注目を集めた。
 この「笈の小文」の旅において、文名いよいよ天下にとどろく芭蕉を迎えた尾張連衆の熱狂ぶりは、尋常ならざるものがあったという。鳴海、熱田、名古屋の各地で約1か月半の間、ほとんど連日俳諧の興行であった。
 その尾張滞在中に芭蕉は、三河の国伊良湖崎まで往復五十里、1週間の旅をしている。それは「冬の日」の連衆の一人であり、伊良湖に配流、幽閉中の坪井杜国を見舞うためであった。
杜国屋敷跡(杜国公園 田原市保美町)


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作者 松尾芭蕉

愛知県との関わり

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